北海道の真冬は極寒の地となります。
今回紹介させていただく阿寒湖は寒いときはマイナス20度近くまで気温が下がります。
マイナス20度まで下がってしまうと寒いというよりは痛いという方が正しいかもしれません。
その様な環境下では湖も分厚く凍るのです。
凍るからこそ楽しめるものはたくさんあります。
一度はテレビやアニメなどでワカサギの穴釣りを見たことがあるのではないでしょうか?
阿寒湖ではワカサギの穴釣りだけでなくスケートやスノーモービルなど沢山の楽しみがございます。
そこで、今回は阿寒湖でのワカサギの穴釣りについて記事にしたいと思います。
ワカサギとは
ワカサギは漢字で「公魚」と書くそうです。
その理由は霞ヶ浦でとれたワカサギを年貢として納めていたことに由来するそうです。
ワカサギは元々日本海側の島根県宍道湖より北、太平洋側は霞ケ浦より北を生息地としていたみたいですが、比較的水質の悪いところでも生息できる魚でもあるので全国で放流されているそうです。
なので現在では全国各地でワカサギを見ることができるそうです。
ワカサギは鮭の様に川から海へ降りて産卵のために遡上してくるタイプや川や湖のみで生活するタイプがいるそうです。
ワカサギを調べてみるとなかなか面白いです。
ワカサギ釣りのおもしろさ
初心者でも簡単に楽しめる
本格的に始めるとテントから釣り竿まで道具を揃えないといけませんが、
全てレンタルしてしまえば手ぶらで参加できるので気楽に楽しめると思います。
ワカサギがいる棚の位置さえ掴んでしまえば子供から釣りをしたことのない初心者の方でも楽しめる釣りだと思います。
仕掛に針が5~6個ほどついているので釣りあげてみるとワカサギが数匹ついてくることもあり子供たちも大はしゃぎになります。
ただ、子供や虫が苦手な人には餌付けは負担がかかるので得意な人がつけてあげると良いかと思います。
氷上という特別なシチュエーションを楽しめる
上記の写真は阿寒湖の氷上です。
厳しい極寒の環境下では湖が分厚く凍り湖上でレジャーを楽しめるようになるのです。
凍った湖上にいるだけでも特別なシチュエーションになりますが、
凍った湖に穴が開いていてそこに糸を垂らして釣りをするのは非日常ですよね。
しかも、極寒にはなりますがテントの中で釣りをするのも家族との絆を高めるにも良いですよ。
家族・友人・同僚など誰と行っても盛り上がる
誰でも簡単に始めることができるので全員が楽しめます。
一緒に行った仲間同士で競い合っても面白いかもしれません。
ワカサギがいる棚をうまく見つけることができれば爆釣も期待できるので、
お互いに競争しながら、棚の位置を教えあいながら楽しめますよ。
時間帯によっては釣れない時間を過ごす事になるのですが、
気の置ける仲間と同じテントで過ごすのでつもる話もたくさんできますよね。
釣った後が楽しい&美味しい
ワカサギ釣りが終わった後の楽しみは食べることですよね。
ワカサギは天ぷらにしても南蛮漬けにしても美味しいですよね。
釣ったその場でてんぷらにして食べるのは理想ではないでしょうか?
阿寒湖では道具が無くても大丈夫です。
釣った魚をてんぷらにしてくれます。
その日の釣果が悪くて天ぷらにするほどワカサギがいないよ・・・。となっても大丈夫!
釣れなくてもワカサギをおまけで追加してくれて天ぷらをたらふく食べれますよ。
あいすランド阿寒の紹介
あいすランド阿寒はワカサギ釣りだけでなくバナナボートやスケート、スノーモービルなどを氷上した阿寒湖で楽しめる複合レジャー施設になります。
子供がワカサギ釣りに飽きてもスケートや氷の滑り台で楽しむことができますよ。バナナボートは小さい子供から大人まで、4輪バギーは小学生から楽しめるのでお勧めです。
あいすランド阿寒の概要
営業時期
営業時期は1月~3月までとなっております。
2022年は阿寒湖の結氷が遅れた事で1月15日からのオープンでした。
2023年は1月14日よりワカサギ釣りができるようになりました。
また、バナナボート・四輪バギーも可能です。
※スノーモービルに関しては積雪確認後になるとのことです。
アクセス
地図の赤印の所があいすランド阿寒になります。
あいすランド阿寒への入り口は4か所ほどありますのでホームページをご参照ください。
ワカサギ釣りは2つのパターンから選択できます。
天然わかさぎ穴釣り
釣れたワカサギをてんぷらにしてもらえるサービス付きのプランとなっております。
全く釣れなくてもワカサギのサービスがあるのでお勧めです。
釣れたて&揚げたてのワカサギは本当に美味しいですよ!!
釣り具一式ついているので手ぶらで楽しむことができます。
料金:1,650円 (釣り具一式・遊漁料込)
時間:午前八時から日没まで
※土日祝日は混雑が予想されますのでご注意ください。
わかさぎの釣り堀
生け簀にワカサギがたくさんいるので針で引っ掛けて釣りあげます。
餌をつける必要が無いのでお手軽ではあります。
ワカサギの天ぷらサービスはついていないので別途料金を支払う必要がございます。
私の個人的な考えですがせっかく阿寒まで来たのであれば穴釣りをすることをお勧めします。
料金:30分 660円
その他のアクティビティ
スノーモービル
2000mを5分ほどの所要時間で楽しむことができます。
現在は7,000mコース・10,000mコースの2種類から選ぶことができます。
7,000mコース:2,750円
10,000mコース:3,300円
※1月16日現在ではクローズとなっております。
バナナボート
小さなお子様から大人まで最大で8人楽しむことができます。
料金も一人当たりワンコインの値段なので子供との思い出作りに良いかもしれません。
大人:550円
子供:330円
※1月18日からオープンとなりました!!
四輪バギー
小学生から大人まで楽しむことができます。
大人と一緒であれば小学生以下でも乗車可能だとのことです。
料金も300円前後ですし阿寒湖の氷上を運転する非日常を楽しむことができます。
大人:330円
子供:220円
歩くスキー
氷上の阿寒湖を歩くスキーで楽しむことができます。
阿寒岳などの景色を楽しみながら歩行するのが良いかもしれませんね。
2時間以内:1,100円
スケート
スケートをする機会はありますか?
スケートリンクに出かけてもインドアなので景色を楽しむことができません。
あいすランド阿寒では阿寒湖の氷上で滑るので景色を楽しみながら滑ることができます。
スケート靴+リンク使用料:1,100円
リンク使用料:220円
道中の水分補給にお勧めの飲料
道中の水分補給には伊藤園の北海道とうきび茶は如何でしょうか?
北海道産のとうきび、玄米、黒豆、小豆を100%使用したTHE北海道産のお茶です。
コーンの香ばしい香りを楽しむことができるので職場や家庭でリラックスしたいときにお勧めのお茶です。
まとめ
いかがでしょうか。
冬の阿寒湖は寒さが厳しい分、氷が分厚く凍りアクティビティが増えて楽しいです。
ワカサギ釣りは初心者でも十分に楽しむことができるので道東旅行の一つの思い出に如何でしょうか?
阿寒湖畔は温泉旅館がたくさんあるのでワカサギ釣りで冷えた身体を温泉で温めるのも良いですね。
また、この時期はSL冬の湿原号が釧路から標茶まで運航しているので合わせて如何でしょうか?
また、阿寒からオホーツク地方に抜ける方には休憩どころとして道の駅あいおいがお勧めです。