北海道の一般道は信号も少なく走りやすいため高速道路を使う必要が無いように感じますが、
山間部を超える峠などはヘアピンカーブが連発するなど走りにくく時間がかかりま
特に札幌圏から地方エリアに行くときには峠越えが必要な個所があるために要注意です。
特に冬場の峠は凍結路や圧雪路となっていることが多く危険が伴います。
高速道路を上手に使うことで時間の短縮になりますが、費用の問題が発生します。
今回は高速道路をお得に使うことができる乗り放題プランについて紹介させていただきます。
北海道は楽しいイベントが盛りだくさん
北海道は冬場・夏場も負けず劣らず魅力的なイベントが沢山あります。
ウインタースポーツやSL冬の湿原号、流氷、ワカサギ釣りなどに加えて食べ物も美味しい!!
本州では体験できない楽しさが北海道にはあります。
夏は新緑・田園地帯のドライブや食べ歩き、カヌーなど楽しいことがあります。
移動するには車が最適になりますが、冬場だけではなく夏場も峠越えは危険を伴うのでできるのであれば高速道路を使いたいところです。
都市間移動は高速道路がお勧め
有料道路を使うメリットとデメリット
北海道の一般道は信号が少なく渋滞が無いので、本州の一般道よりも断然快適に走行することができます。
並行する高速道路と比べても所要時間がほとんど変わらない場合もあります。
そこで、一般道路と高速道路を使った時のメリットとデメリットを記載したいと思います。
項目 | メリット | デメリット |
一般道 | ・料金が掛からない。 ・郊外では所要時間が高速道路とさほど変わらないこともある。 | ・峠越え区間がある。 ※冬場の峠越えは怖い(私の経験です) 峠越えは時間がかかりと疲労が溜まりやすい。 ・市街地は40km・50km制限になる。 法定速度から制限速度になっている箇所で取り締まりをしていることが多い。 ・郊外では鹿の飛び出しなどのリスクがある。 |
高速道 | ・日勝峠などの難所を超えなくても良い。 ・制限速度は70kmだが快適に走れる。 ・野生動物の飛び出しリスクが低くなる。 | ・料金がかかる。 ・片側一車線の道が多い。 ・道が単調なので飽きやすい。 ・SAやPAが充実していない。 ガソリンスタンドがほぼ無いので要注意 |
ざっくりとメリット・デメリットを考えてみましたが、
札幌圏内から地方都市に移動される場合は高速道路を活用した方が良いかと思います。
実際に、札幌から下道で道東方面まで帰ったことがありますが日勝峠や狩勝峠はトラックの往来が多いことに加えてカーブが連続していて疲労感が半端なかったです。
運転好きであれば良いのかもしれないのですが事故のリスクや疲労を感じるのであれば高速道路の方が無難と感じました。
また、峠道は高速道路よりも凍結のリスクが高く怖いです。
自動車専用道路の無料区間を上手に使うことが大事
北海道の自動車専用道路の一部は無料で通行できる箇所もあるので、
一般道と自動車専用道路をうまく使うとお得に早く移動することができます。
一例ですが、帯広と釧路間の移動を考えてみたいと思います。
帯広市内から釧路市内へは主に3通りの行き方があります。
全て有料道路を使った場合
下記の地図は釧路駅から帯広駅までを有料道路を全て使った時のルートで
阿寒ICから音更帯広まで有料道路を使うと普通料金では1150円(ETC:810円)かかります。
所要時間は2時間程度です。
自動車専用道路の無料区間のみで移動
次に自動車専用道路の無料区間のみで移動した場合です。
道東自動車道は阿寒から本別ICまでは無料区間になっております。
今回は、本別ICで降りて帯広駅までを下道で行くルートです。
所要時間は有料道路をすべて使うよりも15分ほど時間がかかります。
有料区間(1150円)を使うのとさほど変わらないのかもしれません。
【一般国道のみで行く場合】
自動車専用道路を一切使わずに行く場合のルートになります。
所要時間は20分程度の増加になりますが、そこまで変わらないと思います。
ただ、途中の道はカーブが続いたりトンネルが狭かったりするのでストレスが溜まりやすいコースになります。
白糠・浦幌・豊頃エリアに立ち寄らないのであればあまりお勧めは出来ないです。
高速道路乗り放題プラン
先ほどの項目では札幌から他の都市に移動するには高速道路がお勧めと言わせていただきましたが、
問題点としては費用がかかることだと思います。
そこでこの項目では高速道路乗り放題のプランについて紹介させていただきます。
概要
北海道内の高速道路が定期料金で乗り放題になる「HOKKAIDO LOVE! 道トクふりーぱす」がETC車限定で通年発売されることが決まりました。
今回のポイントとしては季節毎に料金が分かれていることです。
お得な料金で北海道旅行やドライブを楽しむことができるので是非チェックしてください!
使用条件
使用期間
2023年4月3日から通年販売します。
今回は季節によってA期間とB期間に分かれております。
使用条件と期間に関しては下記引用を参考にしてください。
A期間:4月~10月利用分 (注意:10月28日利用開始の場合は4日間までのプランが利用可能です)
B期間:11月~3月利用分 (注意:3月30日利用開始の場合は2日間までのプランが利用可能です)NEXCO東日本HPより (https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/hokkaido/2023/0302/00012319.html)
- 10月31日および3月31日利用開始分は、日帰り利用のみが可能ですが価格は2日間と同額となります。
- 繁忙期に利用停止期間を設定しています。令和5年度の利用停止期間は4月28日(金)~5月8日(月)、8月10日(木)~16日(水)、12月26日(火)~令和6年1月4日(木)です。
一番、観光客や帰省客が多くなる時期が使えないということが痛手ではありますが、
上手く使えばお得な制度だと思います。
使用区間
使用区間に関しては、夏場のA期間と冬場のB区間で変わってきます。
夏場は全区間使用可能なのですが、冬場は「道北」「道東」「道南」から選んで使用可能です。
こちらも下記にNEXCO東日本のURLを下記にお示ししますので参考にしてください。
料金
料金は自動車の種類と使用期間によって値段が決まっております。
A期間は最長7日間、B期間は最長3日間の乗り放題を申し込みすることができます。
車種 | 2日間 | 3日間 | 4日間 | 5日間 | 6日間 | 7日間 |
普通車 | 8,000円 | 9,000円 | 10,700円 | 11,700円 | 12,700円 | 13,700円 |
軽自動車 | 6,400円 | 7,200円 | 8,100円 | 9,200円 | 10,200円 | 11,200円 |
車種 | 2日間 | 3日間 |
普通車 | 6,100円 | 7,100円 |
軽自動車 | 4,900円 | 5,700円 |
※実際の使用料金が乗り放題料金に満たない場合でも返金はありません。
申し込み方法
使用開始までに下記リンクより申し込みする必要があります。
※高速道路使用前であれば当日でも申し込み可能です。
また、NEXCO東日本のサイトではお得に使える使用例も記載されているので参照ください。
使用例
例えばB期間であれば
新千歳空港から阿寒ICまではETC料金で3,720円となっているので往復7,440円で、
2日間の使用で1,300円のお得になります。
自分自身が予定している旅程を確認したうえでお得になるのかを検討していく必要があります。
下記、NEXCO東日本のサイトで料金が調べられますので参照ください。
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まとめ
北海道は一般道も快適に走れるのでドライブには最高のエリアだと思います。
ただ、峠道や事故多発エリアなどがあるので有料高速道路や無料自動車専用道路をうまく使いながら快適にドライブをすることが大事だと思います。
その中で、高速道路乗り放題プランもございますので是非うまく活用してみてください。
最後になりましたが、北海道のお土産にはトウモロコシを感じられる「札幌おかきoh!焼きとうきび」は如何でしょうか?下記リンクでも紹介しております。