十勝管内は砂糖の原材料の甜菜(ビート)・小豆(あずき)・小麦・乳製品などのスィーツに欠かせない材料の宝庫です。
実際に十勝産の材料をふんだんに使ったお店がたくさんあります。
そんな十勝の美味しいスィーツのお店を紹介したいと思います。
特に帯広・十勝旅行を考えている人向けの記事にしております。
十勝はスィーツの原材料が豊富
甜菜(てんさい)
甜菜はサトウダイコンと言われております。
甜菜は当初、札幌の工場で製糖されておりましたが事業として成り立たず閉鎖した歴史があります。
その後、ビール工場として生まれ変わりサッポロビール園の前進となります。
20年後に十勝で甜菜の栽培さかんになり今に至ります。
甜菜は業務用としては本州にも出荷されているようですが家庭用では北海道で流通しているので道外の人からするとサトウキビの方が身近ではありますね。
ただ、日本の砂糖のシェアの25%を占めるそうです。
小豆(あずき)
十勝産小豆とパッケージに書かれたお菓子を見ると美味しそうに見えませんか?
あんこには欠かせない小豆は生産量は北海道が1位で80%のシェアを占めます。
その中でも十勝は北海道で最も小豆を生産しているので十勝が日本一と言えるかと思います。
小麦
十勝は国内産小麦生産量が日本一です。
小麦粉もスィーツには欠かせない存在ですよね。
街のパン屋さんやケーキ屋さんでも十勝小麦を使っていることをアピールしているお店をたくさん見ます。
また、畑一面に黄金色の小麦が広がる風景も感動するので是非見に来てください。
生乳(牛乳)
十勝の生乳の生産量も1位です。
生乳も牛乳だけでなくバターや生クリームの材料として欠かせませんね。
よつ葉乳業って知ってますか?
北海道では誰もが知っている企業でハーゲンダッツの原材料も提供していると言われております。
東京にも進出しているので知っている人は多いのではないでしょうか?
私はよつ葉のバターと牛乳が大好きです。
イオンのトップバリュの根釧牛乳はよつ葉の牛乳を使っているので購入してます。
(釧路だけかな??)
このように十勝はスィーツの材料が宝庫なのでスィーツ王国と言われるのは間違いではないですね。
お勧めのスィーツベスト5
サルビア(十勝清水)の鉄ぱんパンケーキ
道東道十勝清水インターから北へ5分ほど進んだところにあるサルビアはこだわりのコーヒーが飲めるカフェです。
特にエスプレッソがお勧めです。
サルビアはコーヒーだけでなくパスタをはじめとするランチメニューやサンドイッチがめちゃくちゃ美味しいです。
ここのお勧めは何と言っても鉄ぱんパンケーキです。
鉄板で焼かれたパンケーキの上に粉砂糖を振りかけられておりバターがなんとも言えません。
食べた食感はしっとりとしていてふわふわのパンケーキです。
パンケーキはバターベースとアイスベースで選ぶことができます。
下の写真がアイスベースのキャラメルパンケーキです。
最初はバターがお勧めかな??
こちらがサルビアさんのHPです
サルビアさんは2016年の北海道連続台風災害によって一度お店を閉じた悲しい歴史があります。
サルビアさんの料理は本当に美味しいです。
素晴らしいお店が復活できたことを本当にうれしく思います。
柳月(トスカチーナ・スイートピアガーデン)
柳月は三方六というバームクーヘンで有名な老舗お菓子屋さんです。
柳月は道外の人からも認知度が上がり始めていてお土産で三方六を購入される方が増えております。
柳月が展開しているトスカチーナはパスタなどのランチを楽しめるレストランとなっております。
その中でも自分自身がお勧めなデザートは三方六をふんだんにつかった三方六と生クリームパフェです。
下記の写真が該当のパフェですが美味しそうではありませんか?
バレンタイン限定にはなりますが数量限定でオーダーメイドパフェをキャンペーンでやってます。
私はバレンタイン限定とは知らずに男同士でオーダーメイドパフェを頼んでしまいました・・。
ソースやベースとなるもの、アイストップのフルーツなどを選択して自分好みにカスタマイズできるのです。
下記の写真にように選択してお店スタッフにオーダーします。
私が作ったパフェは下記のようになりました。
センスありますかね??
スイートピアガーデンでは実際に三方六を作っているところを工場見学できます。
バームクーヘンにホワイトチョコとチョコをうまく使って白樺のように装飾している姿は見ものですよ。
また、工場見学だけでなくクッキーに絵を描いてオリジナルのクッキーを作ることができるので子供たちは大喜びです。
また、カフェコーナーでは十勝きなごろもソフトがお勧めです。
きな粉をアイスを楽しめるだけでなく十勝小豆の粒餅がコーンの中に入っているのも特徴です。
詳しくは柳月のホームページを参照ください
FarmDesigns帯広畜大店
FarmDesignsは浜中町に本店を置くお店です。
自分自身は浜中町本店にチーズケーキとソフトクリームを求めて訪れることが多いです。
訪れるのであれば是非本店にと思うのですが帯広畜大店の魅力は青春を思い出せることです。
40歳を目前にしたおっさんの私が大学に入るとただの不審者です。
ただ、帯広畜大店は学外の人も入ることができるので不審者にはなりません。
とは言っても小心者のおっさん一人では入れずに家族4人で入りましたが・・・。
広いキャンパスを見ながらデザートを食べるのは感慨です。
自分が20歳前後だった頃の淡い思い出に浸りながらゆっくりとした時間を過ごすことができます。
人生やり直しできるならあの頃に戻りたい~と思える時間です。
北海道旅行で来られた時にもお勧めのスポットですよ。
写真にはおさめられませんでしたがキャンパス内の木にエゾリスがいて子供たちが楽しんでいたことも思い出です。
キャンパスも常識の範囲内で見れるので子供達も大学ってこんなところなんだと想像してもらえるいい機会になりました。(立ち入り禁止エリアにはいかないようにね。)
菊池ファーム(広尾町)
菊池ファームさんには広尾旅行に行ったときにたまたま調べて出会ったカフェです。
たまたまではありますが酪農に対する想いに共感していってみたいと思えたから出会えたお店です。
元々千葉県浦安市出身の菊池さんが帯広畜産大学を卒業後に4年間の実習をされたあとに新規就農されております。奥様も千葉県出身で同じく畜産大学卒だそうです。
元々北海道の人ではなくて都会の人が新規就農して成功されている姿を見て感銘を受けました。
私自身が訪問した時には時間の関係でランチメニューは食べれませんでしたが乳製品のジェラートとアイス・牛乳は頂くことができました。
菊池ファームさんで頂いたソフトクリームは濃厚で美味しい。
牛乳もほかのブランドと違う味わいがあって良い。
広尾まで足を運んでよかったと思える瞬間。
広尾サンタランドでサンタさんに願いを伝えに行って良かった・・・。
ランチでピザや肉も食べれるので私も別の機会に訪れたいと思います。
是非続きは菊池ファームさんのHPを見てください。思いが伝わると思います。
高橋まんじゅう屋
高橋まんじゅう店は創業昭和29年で柳月や六花亭などのお菓子屋さんと肩を並べるくらい老舗です。
チーズお焼きが主力商品となっており絶妙な塩味加減がリピーターになります。
勿論あずきあんもあります。
そのほかに蒸しパンや豚まんかき氷などがあります。
関西でいう御座候てきな存在でしょうか?
わりかし人気店でお客さんがひっきりなしに訪れます。
欠点は駐車場が狭いことでしょうかね。
観光客も来ますがどちらかというと地元民が多いですかね??
まとめ
如何でしょうか?
今回紹介しきれなかった施設として六花亭やグランベリーなどたくさんの美味しいお店があります。
十勝はスイーツ王国として様々なお店があるので随時紹介したいと思います。
また十勝のお取り寄せができるお勧めのスイーツも紹介しております。
こちらもご参照頂けますと幸いです。