神の子池は山の中にひっそりとある知る人ぞ知る神秘的な池です。
透き通った水を通して地底が青く染まって見える姿は一見の価値があると思います。
晩秋の道東ドライブ旅行で立ち寄りたい地点の一つであると考えております。
今回は、北海道清里町にある神の子池を紹介したいと思います。
神の子池とは?
神の子池は北海道斜里郡清里町の森林にある池の事です。
神の子池は摩周湖の伏流水から来ていると考えられていた
摩周湖(カムイトー:神の湖)の伏流水からできていると考えられていたので、
「神の子池」と呼ばれておりました。
昔の人は摩周湖と神の子池が地下水路でつながっていると考えていたそうです。
実際は、摩周湖と神の子池とはつながっておらず周辺の山々の伏流水からできているとのことです。
神の子池は何故青いのか?
神の子池の青さの理由ははっきりと分かっていないのですが、
透明度の高く太陽光が地底まで達することと地底の火山灰や水酸化銅の影響ではないかと考えられております。
神の子池には毎日12,000トンもの湧水が湧いてくると言われており滞ることなく札弦(さつつる)川へ流れていきます。
湧水は透明度が高く水深5メートルほどの神の子池の地底まで見渡すことができるのです。
また、水温が年間を通して8度あることと綺麗な水の影響なのか、
池に沈んだ倒木が腐らずに現存していることも魅力の一つではないかと思います。
神の子池はパワースポットと言われている
アイヌ民族の方々が「神の池」と呼んでいたこともあるので恐らくパワースポットではないかと思います。
透明度が高くガラスのような美しさの神の子池は心を綺麗にしてくれるような気がするので、
個人的にはパワースポットでも良いのかなと考えております。
神の子池の人気度合いは?
神の子池の年間訪問者数は72,000人ほどと推定されます。
※清里町HP掲載の平成28年~令和2年の訪問者数から平均しました。
イメージとしては5月~10月の半年間に観光客が訪れると考えると、
1日400人くらいが神の子池に訪れる計算になります。
まぁ観光地としてはマイナーな方かもしれませんので穴場だと思いますよ。
神の子池へのアクセス
アクセス
神の子池へは道道1115線沿いに走り途中林道に入る道がありますので入ってください。
道道を走っていると路肩に神の子池への距離が案内されているので参考にしてください。
ただ、何も目印が無いのでナビで設定してから来ることをお勧めします。
林道は未舗装路で路肩も弱く狭い道を走ることになります。
対向車線や速度に気をつけながら慎重に運転してください。
所要時間
神の子池は摩周湖の裏側なので釧路からの方が近く考えがちですが中標津から来る方が近いです。
- 釧路空港から約110㎞で2時間
- 女満別空港から約60㎞で1時間
- 中標津空港から約50kmで1時間
駐車場などの情報
駐車スペースは20台ほどございます。
特に整備されているわけではなくだだっ広いところに停める形になります。
トイレも完備されておりますが綺麗なトイレでは無い事だけは注意しておく必要がございます。
神の子池周辺は羆の生息域となっております。
日中は観光客がいるので良いのですが人気が少ない時間帯などは気を付ける必要はあると思います。
周辺の観光スポット
周辺の観光スポットとしては下記の場所がございます。
- 裏摩周展望台
- 開陽台&ミルクロード
また後日上記観光スポットに関してはレポートします。
まとめ
神の子池はメインの観光スポットにはなりませんが、
知床や摩周・弟子屈、中標津旅行の立ち寄り地としては最適なポイントになると思います。
綺麗な神の子池を見て心が綺麗になった状態でドライブを楽しむのは如何でしょうか。