2021年10月23日更新
秋も深まって参りました。
釧路は10℃を下回ってきており暖房をつけようか迷っているところです。
10月23日現在では既に暖房をつけております。
秋といえば釧路の秋刀魚は美味しいですよ!一度ご賞味ください!
旬の物は栄養価も高いといわれてますし値段も安く買える可能性も高いので良いですよね。
また、旬の食材を楽しむことは家族との会話のきっかけだけでなく子供に対する食育でも必要と感じましたので今回は『旬の食材』をベースに記事にしたいと思います。
秋と言えば秋刀魚だけでなくシシャモも旬な食材なんですよ。
本州で出回るシシャモはカラフトシシャモといって本シシャモの代替魚なんですよ。
本物のシシャモはむかわ町・広尾・釧路・白糠などでとれるんです。
シシャモのお寿司は食べたことありますか?上品で美味しいですよ。
私は雌よりも雄が好みです。
参考までにリンク共有しますね。
スーパーが便利だからこそ『旬』の感覚を持つことが重要
最近の農業や養殖技術があがったことで、季節外の食べ物も食べれるようになりました。
スーパーマーケットに行っても基本の野菜や魚介類は年中購入が可能です。
これは生活を豊かにしてくれていて本当に感謝です。
欠点としては年中食べれると季節を感じられなくなる事でしょうか?
キャベツって旬はいつだっけ??
実は春、夏、冬らしいですね…。
知らなかった…。
きゃべつやきゅうり、トマト、なすび等の購入頻度の高い野菜は旬をあまり意識して購入したことはありませんでした。特にキャベツ!どんだけ旬があるんやと言いたい。
『旬』を知ることは経済的・栄養的・話題・教育の観点からも重要と考えました。
- 経済的な側面で考えると旬の食材は収穫量が多く値段が安くなりやすいと考えられます。実際にスーパーマーケットでも旬の野菜は比較的安価になっているのを見かけます。
- 様々なサイトでも記載されておりますが旬の食材を取り入れることで栄養価が増すと報告されております。
- 話題の観点からも旬は大事だと思います。冒頭でお示しした秋の旬であるシシャモは旬の時期だからこそ深く話すこともできます。また、親しい人とシシャモの話題からお寿司を食べにいく誘いの口実にもなります。
- 教育の観点からも重要で子供に食に興味を持ってもらう観点からも大事であると考えます。
今回の記事は旬の食材を通じた子供への食育を主なテーマにしております。
旬の食材を通じて料理の面白さや大変さを理解してもらうだけでなく食材が日本のどこで作られているのかなど社会の内容を含めて考えるようにしむけております。
子供たちと『旬』の食材を考えた上でスーパーへGO!(準備編)
まずは『旬』の食材選びから始めることにしました。
ここはあえて大人が考えるのではなくて子供たちに秋の食材について考えてもらいます。
子供達からは秋刀魚・サツマイモ・秋鮭・かぼちゃ・インカのめざめ等がでてきました。
その中で、週末に食べたモンブランパンを長女が思い出して自分自身で栗をむいて食べてみたいと言い出しました。
こちらの記事で紹介したはるこまベーカリーで買ったパンにモンブランパンがありました。
栗は秋の食材だし、皮を剥くのが大変なので子供達にも料理の大変さを知る意味でも良いと考え『栗ご飯』を作ることで決定しました。
本当は栗を使うのは嫌でした・・・。
何せ皮を剥くのが本当に面倒なんですよ・・・。
昔、栗ご飯を作ったときに皮が爪と皮膚の間に刺さって痛い思いもしたんですよ!!
ただ、皮を剥いた先に美味しい栗が待っているのは間違いがありません。
子供たちに忍耐強さや達成思考性をつけてもらう意味で栗にしました・・・。
繰り返しますが、本当は栗を剥きたくありません。
イオン昭和店まで長い道のりを車で走らせて・・・。
そして、早速栗を探して野菜コーナーへ!
あった!栗!茨木産!
くっ栗が売ってた・・・。くっくそー!!
でも、子供がめっちゃ喜んでる!!
大変やけど喜んでるなら頑張ってみるか!!
栗の皮剥きの大変さを子供と共感する(調理編)
栗は剥いてあると楽ですけど皮付だとめっちゃ大変なんですよ…。
大変な想いをして皮を剥いた先に美味しい栗が待っている。
それを子供にも知ってもらいたくて一緒に皮を剥きました。
長女はすぐに手が痛くなってやめましたが次女は大変と言いながらもめっちゃ楽しそうに剥いてる。
そんな性格の違う姉妹も剥いた栗を食べることを楽しみにしてる!!
子供達の中で料理は楽そうだというイメージがついていたので、栗を題材にすることで料理の大変さと楽しさを知ってもらえるいい機会になったのではないかと思います。
また、姉妹に面倒な作業が課せられたときに楽しみを見つけながらできる次女とすぐに投げ出してしまう長女の性格の違いもあらわになりました。
調理段階での学びとしては、目標達成するために必要な我慢強さや達成思考性を学ぶ良い機会になったのではないかと思います。
また、次女の大変さを楽しみに変換できる能力があることを改めて発見できたことは大きいです。
長女は勉強では目標達成のために我慢強く達成できるまで粘れるのですが・・・。
意外な一面が出てきました。今後に注目です。
勉強は大事だと思っております。自分自身が小中高と勉強をさぼったおかげで今大変な思いをしているので子供達には苦労はさせたくありません。
ただ、座学の勉強だけでなく料理やスポーツ・自然に触れることなどを通じて社会で活躍するためのスキルを身につけれるのではないかと思っております。
自分自身は大人が意図をもって学ばせるのが大事だと感じておりますのでできる限りのことはチャレンジさせたいと思います。
剥いたものを米と炊いて栗ご飯へ(食事編)
鬼皮を子供たちに剥いてもらってからは渋皮をパパが剥きました。
渋皮を剥くセンスが無いのか身が殆どありません・・・。
そんな状態でも栗ご飯が炊き上がったら家族でランチタイムへ。
栗の皮むきで長女がすぐに飽きたけど、
次女は楽しく剥いていたことについて面白おかしく話しました。
苦労して作った分家族では栗ご飯一つでたくさんのお話をすることができました。
鬼皮向きが大変だったことや栗についてまでいろいろ話しました。
いつでも食べれる食材ならあまり話題にはなりませんが旬の食材を使うことで家族の会話が増えました。
旬な食材は社会科の勉強にもなる|自分で調べる力も身につく
日本の食べ物がどこで作られているのか?どこから来ているのかを考えるのは大事だと思ってます。
今後の社会科の勉強にもなりますし大事な食糧がどこから来ているのを知るのは食育の観点でも大事だと感じているからです。
子供と食材の話をするときには必ず〇〇は日本でどこが一番作っている?と聞くようにしてます。
大抵子供たちはわからないと答えます(習っていないので当然です。)
分からないものはタブレット(IPAD)で調べるように指示しております。
知識として知ることは凄い大事です。
ただ、知識を得るためにどうすれば良いのかを考えることはもっと大事です。
そこを大事にしてあげることで自分自身で問題を解決できるようになるのではないかと考えております。(これはあくまで私の仮説なのでエビデンスはありません)
全ての食べ物で産地の話を振って調べさせるとただ単にうざいおっさんになります。
そこで、使えるのが旬の食材なんですよ。
旬の食材で子供たちと料理を作った後に栗の産地ってどこが有名なんだろうか?って聞くことで子供が興味を示します。
実際に昼食時に栗って何処が有名なのかとか北海道って栗が採れるのかって色々栗について家族で深掘りして考えてました。
主な産地を知ることで地産地消の観点も身につくと思います。
北海道で作っていないもの以外は道民としては北海道産を選ぶことが大事だと考えております。
最後に
旬の食材を楽しむことは栄養価だけでなく家族との話題にも繋がるのでお勧めです。
食べることは生きるためだけでなくて食自体を楽しむこともできるのです。
また、私は子供の教育には旬の物を手作りで味わう事が大事だと感じております。
自分自身で作ることで感じるものがあると思ってるからです。
普段の料理やお土産に旬なものを付け加えるだけで話題性が生まれます。
是非、旬なものにアンテナを張っていきましょう。
あと、地産地消が大事だと言いましたが北海道産食材は美味しいですよ!!
北海道でしか手に入らない食材がたくさんありますので北海道の応援お願いします!!
ししゃものお寿司や刺身は北海道でしか食べれないので、
感染に気をつけながらお越しくださいませ!!