アラフォーになってくると子供の教育・友人関係から転勤を期に単身赴任を選ぶ人は多いのではないでしょうか?
単身赴任は家族が分断されてしまうので本人も家族も辛いものです。

私は一年前に転勤辞令がおりて単身赴任をせざるを得なくなりました。
自分自身が覚悟を決めたときは家族と別れるので辛かったのです。
更に単身赴任を決めたことを子供に伝えたときに大泣きされてしまったことが辛かったこととして思い出します。
単身赴任生活でも家族のために乗り越えるためにどうしたら良いのでしょうか?
自分なりの対処法と心境を記事にしていきたいと思います。
単身赴任は突然に

サラリーマンだけではなく様々な業種で転勤は付き物だったりしますよね。
子供が小さいうちは全員で引っ越しできたものの子供が成長すると転勤は厳しくなります。
転勤族は自社の転勤サイクルを予想しながらライフプランを練っていきます。
しかし、会社は酷なもので予定通りのサイクルには合わしてくれません。
そうです。
転勤辞令は突然やってくるのです。
家を買ったタイミングや子供が進学したタイミングなどの家族の重要イベント前後で辞令をおろしてきます。。。
会社を辞めれない人間が選ばれるのか、それとも嫌がらせなのか・・・。
家族にとって大事なタイミングであれば単身赴任をせざるを得なくなりますね。

私の場合は子供の進学に近づいた微妙なタイミングでやられました。
これって偶然なのか意図してなのか・・・。
今回の辞令で会社を退職することを検討しましたが上司から止められて踏みとどまりました。
踏みとどまったのは良いですが単身赴任を決意せざるを得ませんでした。
慣れない単身赴任生活

家族の大切さを身にしみて感じるようになる
結婚して家族ができて賑やかな家庭を作っていると突然の一人暮らしに寂しさを感じます。
いざ単身赴任を始めると部屋の中は物音もせず静かです…。
いつもなら子供が喧嘩したり騒いでいるのに…。
子供がギャーギャー騒いでいるのが幸せだったと気付かされました。
食事をしていても一人で食べるので美味しくないんですよ。
家族がいれば夜遅くに帰って来て一人でご飯食べていても寂しくないんですよね。

単身赴任生活は寂しさに溢れていてしんどいですね。
ただ、一人になってみるといつもの当たり前が幸せだったことに気付かされます。
家族は本当に大事だとわかります。
転職しようか迷う時期が来る
単身赴任を始めると家族と過ごすことの大事さが身にしみて感じるということを述べさせていただきました。
単身赴任を続けることで家族がバラバラになってしまうのであれば思い切って転職して地元や定着しているところで過ごしても良いのではないかと考えるかもしれません。
単身赴任をするということは転勤を伴う職業や業種を選ばれていることが多いかと思います。
転勤が条件で年収が高めで設定されていたりするので安易な転職は年収ダウンになりかねません。

自分自身は転職して北海道を離れて地元大阪に帰ろうかと一時期考えておりましたが明らかな年収ダウンになる転職になりそうなので踏みとどまりました。
仕事が雑になる
家族のことや転職のことがよぎってくると目の前の仕事に力が入らなくなり仕事が雑になってきます。
単身赴任をしたということは新天地で新たに成果を出さなければいけない大事な時期ですね。
栄転、横滑り、降格だろうが関係なく踏ん張る必要があると感じております。
日本企業も積極的に早期退職やリストラをしている中で成果を出し続けなければ生き残ることができません。

自分自身が転勤したときに心がけているのは3ヶ月で成果を上げることです。
上司や部下・後輩から新任がどのような仕事をするのか注目しているからです。
だいたい3ヶ月もすると人の印象が固まってくると感じております。
なので、最初の段階でつまずくのは避けたいところです。
しかし、単身赴任生活が寂しくなり仕事は雑になってました。
大事なのは自分自身の整理整頓だった

荒んだ心の状態のままで仕事を続けていても何の得にもなりません。
むしろ仕事のパフォーマンスが落ちて会社から必要のない人材と扱われる可能性もあります。
何故、このような現象が起きているのか自分自身に原因が無いかを考えることが大事です。
すなわち、自分自身の整理整頓をしてみること大事なのです。
自分自身に関係することを整理して考えてみる
単身赴任の環境は非常に辛い環境ではありますが資金のこともあるのでそう簡単には逃げれませんね。
この先どうしていくべきなのかを自分自身に関わることを表にまとめて整理してみても良いかもしれません。
見える化することで自分自身の軸が見えてきたり今後の決定事項への判断軸になるかと思います。
家族のこと | 仕事のこと | 資産のこと |
---|---|---|
居住地 | キャリア | 資産形成 |
子供の教育 | 転職 | 老後 |
親の介護 | 副業 | 相続 |
考えるときは他責で考えると余計に何も見えなくなってきます。
何もかも会社や上司のせいにしていても話は見えてこないですよね?
しっかりと自分を見つめ直していると次に何をしなければいけないのかが見えてくると思います。
見えてくると漠然と単身赴任生活が嫌だから転職するという答えには行き着かないと思います。

私自身は単身赴任生活が始まったときは家族のためだと考えて転職を考えておりました。
これも他責状態で家族のためと言っているが自分が楽になりたいだけだったんです。
整理して考えてみたときに単身赴任を伴う異動をしたことは事実であるが、根底にあったのは単身赴任してまで転勤したのにキャリアアップが望めないのではないかということが頭の中にあったことです。この点をしっかりと上司に伝えました。
上司からはキャリアアップのためには必要なサポートをするということでモチベーションが回復しました。
部屋の整理整頓も大事
これまで奥様が家事や掃除をしてくれていたので単身赴任を始めると部屋が散らかり放題になっていませんか?
私は本棚はぐちゃぐちゃ、ゴミはそのまま、服は脱ぎっぱなしといったように部屋が荒れてしまう状況になってしまいました。
部屋が荒れてくるとどうでもよくなってきて余計に部屋が荒れていきます。
小学校のときに先生から「部屋の乱れはこころの乱れ」と言われませんでしたか?
部屋が乱れるからこころが乱れるのか、こころが乱れるから部屋が乱れるのかは卵と鶏のような話になりますがやはり相関はしているのかと感じております。
単身赴任生活で寂しさなどはありますが部屋はしっかりと片付けることも大事ですね。

自分自身の部屋も荒れ放題になりかけておりました。
荒れた部屋をきれいに掃除をすることで気持ち良くなりスッキリとした気持ちになりました。
また、前向きに物事をかんがえることにも繋がっております。
最後に
仕事のストレスはその仕事でしか解決できないと思っております。
それはストレスの原因がその仕事だからです。
ただ、サラリーマンをしていると仕事のストレスだけでなく理不尽な異動や配置転換でどうにもならないことで心が落ちてしまうことがあると思います。
その状態を回避するためには狭い視野ではなく広い視野で考えていくのが大事だと感じております。
物事を他責に捉えているとどうしても視野が狭くなるので、物事を自責で考えて発想の転換は大事だと思っております。
また、病は気からということわざがありますが、同じように部屋も汚れていてはパフォーマンスも落ちてしまうと思います。
単身赴任は寂しいですが家族の最高の笑顔を継続するために最高の仕事のパフォーマンスを出して行きたいと思います。
人生楽しく生きていきましょう!!
