エゾシマリスは国内では北海道でしか見られないシマリス属の一種です。
背中の縞模様や餌を食べているときに頬っぺたを膨らませるしぐさが可愛らしくて人気の動物です。
今回は子供から大人まで人気のエゾシマリスを身近で見れて餌やりもできるオホーツクシマリス公園について記事にしたいと思います。
オホーツク方面への旅行やドライブの立ち寄り地として最適だと思います。
エゾシマリスとは?
生息域
エゾシマリスはユーラシア大陸に分布するシマリスの亜種と言われております。
分布としては北海道全道で見られることと北海道の島部でも見られると言われております。
海外では樺太や中国の北東部の一部で見られるみたいです。
また、エゾシマリスは住宅街から海岸部・森林に加えて標高2000mの高山地帯でも生息できるので比較的環境に適応しやすい動物ですね。
形態
エゾシマリスの大きさは手のひらに乗るくらいの大きさで可愛らしいです。
また、背中に縞模様があるのがなんとも言えない可愛さですよ。
Wikipidiaに記載されている文書を引用しているのでご参照ください。
頭胴長は12 – 15センチメートル・尾長は11 – 12センチメートルで体重は71 – 116グラム。耳長が14 – 18ミリメートル・後足長が35 – 38ミリメートルである。体毛は茶色で、背中には5本の黒い縞がある。縞の間はクリーム色で、腹部・耳の先の毛は白い。
Wikipidia https://www.wikiwand.com/ja/%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%B9
生態
エゾシマリスは食べ物を見つけるとその場で食べずに頬っぺたの中に餌を詰め込んで安全なところまで運んで食べると言われております。
餌を頬っぺたに詰め込んだ姿は愛らしくて見ていて飽きません。
また、保存の効くドングリなどの餌は地面に小さな穴を掘って貯蔵しているともいわれております。
埋めたことを忘れるみたいで、いつの間にかドングリが発芽してしまうこともあるとか・・・。
そのおかげで生態系が保たれているのかもしれませんね。
餌が少なくなる冬は1メートルほどの穴を掘って冬眠します。
餌場と寝床を作るみたいで秋から春までの半年ほど穴の中で過ごすみたいです。
ただ、ずっと眠っているわけではなくて貯蔵した餌を食べたり排泄をしたりはしているみたいです。
オホーツクシマリス公園について
オホーツクシマリス公園の入り口です。
アクセス
オホーツクシマリス公園は網走湖のほとりにあるエゾシマリスとの触れ合いを楽しめる公園です。
女満別空港から車で約10kmで20分ほどの距離にあり他の観光地とも近いので立ち寄りやすいスポットです。
住所:〒099-2421 北海道網走市呼人352
電話:0152-48-2427
開園時期と料金
エゾシマリスは一年のうち半数(秋から春まで)が冬眠期間になっているので冬眠時期は閉館期間となります。
開館時期:5月上旬~10月10日
開館時間:11:00~15:00(最終受付 14:30)
休館日 :火、水、不定休あり
料金 :3歳以上500円(えさ付)
オホーツクシマリス公園で楽しめること
貴重なエゾシマリスを身近で楽しむことができる
エゾシマリスは日本では北海道でしか見られない貴重な小動物です。
私は帯広畜産大学や公園で見たことはありますがなかなか見れるものではないと思います。
見れたとしてもエゾシマリスが警戒して近くで見ることが難しいですね。
オホーツクシマリス公園では人間に慣れたエゾシマリスが敷地内で飼われているので至近距離で見学を楽しむことができるのです。
ただ、通路にエゾシマリスがちょろちょろしているので踏んだりしないように気をつけたいところです。
エゾシマリスに餌やり体験ができる
施設に入館するとエゾシマリスが大好きな餌が渡されます。
園内には50匹ほどのエゾシマリスがいると言われております。
園内を見渡して、よく見てみるとエゾシマリスが草木の後ろに隠れていたりしています。
お腹が減っているエゾシマリスであれば餌を見せると近寄ってきてくれます。
人間を少し警戒しながらも手の上に乗ってきて餌を食べてくれたりしてくれるので
子供たちは大喜びです。
まとめ
オホーツクシマリス公園はエゾシマリスに直接餌をあげたりできることから人気の高い施設です。
時間帯によっては待たされることもしばしばありますので開店と同時に行くなど空いている時間帯を狙っても良いかもしれません。
北海道旅行のいい思い出になると思いますので是非お立ち寄りください。
5月のオホーツク旅行では芝桜がお勧めです。
下記ブログも参照ください。