【2022最新】見て・体験して楽しい流氷ツアー|オホーツク地方で楽しめる流氷体験

観光
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北海道オホーツク地方の冬の風物詩と言えば「流氷」がランクインしますね。
オホーツク地方をドライブしていると運が良ければたくさんの流氷を見ることができます。

今回は北海道でしか見れない流氷の魅力とオホーツク地方で楽しめる観光情報も記事にしたいと思います。

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流氷とは?

流氷はサハリン北部のアムール川の淡水が流れ込むところでできやすいと聞いております。
淡水は0度で凍りますが海水は-1.8度で凍るので淡水のほうが早く凍るのです。

北海道のオホーツク地方で見られる「流氷」はサハリン北部でできた流氷が海流に乗って南下してくることで観測することができるそうです。

風向きや条件などによっては太平洋側の釧路市まで流氷が観測されることがありますが、
基本的には網走市や紋別市が流氷の南限と言われております。

沿岸から流氷を初めて確認された日を「流氷初日」と言い、流氷が接岸した初日を「流氷接岸初日」と呼んでおります。また、流氷が沿岸から最後に確認できた費を「流氷終日」と言います。
網走市や紋別市などのオホーツク地方では流氷初日は1月中旬から下旬頃に迎えます。
流氷が実際に接岸するのは1月下旬から2月上旬頃にかけてと言われております。

船で体験する流氷見学ツアーのご紹介

釧路で見ることができた流氷

流氷が接岸する時期になると海沿いの国道から流氷を簡単に望むことができるようになります。
海岸線から見る流氷は一面真っ白になり、まるで陸地のように見えて驚きます。

船で見る流氷ツアーは、
船が流氷を砕きながら進む振動を身体で感じながら進むので迫力満点です。
また、運が良ければ流氷上にいるアザラシ、キタキツネやオオジロワシも見ることができます。

また、流氷は風向きや潮の流れによっては接岸せず沖まで行ってしまう日もありますが、
船は沖まで航行するので流氷が見れる確率を高めてくれるのもメリットだと思います。

流氷観光砕氷船おーろら

「流氷観光砕氷船おーろら」は網走港から出発して網走沖まで航行して流氷を見学することができる1時間程度のツアーとなっております。
※流氷が観測されない時は能取岬までの観光船となります。
※就航率:89% 流氷体験率:74% (2021年度)

船の構成と乗船料金

「流氷観光砕氷船おーろら」は1階・2階・展望デッキから構成されております。
1階は自由席で低い位置から流氷を眺めることができます。
2階特別室には砕氷を眼前でご覧頂ける特別客室(+400円)があります。
展望デッキは砕氷の音と衝撃を楽しめますが防寒対策をしないとかなり寒いです。

乗船料金は、大人3500円 子供は1750円となっております。

特別客室は予約制ではありませんので乗船しましたら席を確保してください。
乗船後に乗務員から料金400円が徴収されます。

出発時刻

1日4~5便ほど運航されており金土日はサンセットクルーズもございます。

1月20日~31日2月1日~2月28日3月1日~3月31日4月
1便9:009:309:3011:30
2便11:0011:0011:3013:30
3便13:0012:3013:30
4便15:0014:0015:30
5便15:30
※金土日は16:30よりサンセットクルーズ運航

予約方法

乗船はインターネットで簡単に申し込みすることが可能です。
下記、URLにアクセスしていただいて空いている日を確認してご予約ください。

ご予約|網走流氷観光砕氷船 おーろら 公式ホームページ
網走の冬の醍醐味、オホーツク海の流氷を船...

オフィシャルムービー

流氷観光砕氷船おーろらのオフィシャルムービーがYOUTUBEより見ることができます。
ご予約する前に見ていただいてからお申込みするのがベターだと思います。

アクセス(地図)

流氷砕氷船ガリンコ号Ⅲ IMERU・Ⅱ

出典:PHOTO AC 

流氷砕氷船ガリンコ号は名前の通り流氷をガリガリと削りながら進むことからきております。
ガリンコ号は元々アラスカの油田開発に開発された試作機の砕船を観光用に紋別市が転用したことから始まっております。

今では北海道遺産にも登録されるなど流氷見学=ガリンコ号と考える人は多いと思います。

船の構成と乗船料金

ガリンコ号はⅢIMERUとⅡの2種類の船からなります。
ⅢIMERUは2021年1月から就航を始めた新しい船なので料金も高くなっておりますがお勧めです。

ガリンコ号Ⅲ IMERU 

乗船料金は大人3500円 子供1750円となっております。
※小学生未満は無料です。

船は1階・2階・3階客室と流氷見学所で構成されております。

1階の客室はソファータイプの座席となっておりテーブルも配置されています。
最も海面に近いので近くで流氷が見れます。
また、揺れが2階・3階に比べて少ないので船揺れが苦手な方は1階が良いかと思います。

2階の客室は売店が近くにあることとバリアフリーに対応した座席配置・トイレの構造となっております。

3階の客室は全ての座席が窓側を向いているので高いところから流氷を観察できます。

外の流氷見学所では流氷を砕きながら進む勇ましい姿を見ることができます。

ガリンコ号Ⅱ

乗船料金は大人2500円 子供1250円となっております。
※小学生未満は無料です。

船は1階・2階・2階展望スペース・船首側窓で構成されております。

1階の客室は窓側・通路側で3列のソファータイプの座席となっております。
通路側座席は流氷が見にくいですがテーブルも配置されています。

2階の客室は全ての座席が窓側を向いているので高いところから流氷を観察できます。

2階の展望スペースではオホーツクの冷たい風を感じながら流氷観光が楽しめます。

船首側窓ではアルキメディアンスクリューを観察できます。
流氷帯を航行している時は迫力のシーンを見ることができます。

出発時刻

ガリンコ号Ⅱ・Ⅲのそれぞれの出発時刻を掲載しておきます。

ガリンコ号Ⅲ IMERU
1月2月3月
サンライズ6:00
※土日祝のみ運行
1便10:309:0010:30
2便12:3010:3012:30
3便14:3012:0014:30
4便13:30
5便15:00
サンセット16:00
※1月20日より
16:1516:00
ガリンコ号Ⅱ
1月2月
臨時便6:15
※土日祝のみ運行
1便8:308:30
2便11:0011:00
3便14:0014:00
臨時便
サンセット
16:00

予約方法

乗船はインターネットで簡単に申し込みすることが可能です。
下記、URLにアクセスしていただいて空いている日を確認してご予約ください。

※現在はWEB申し込みができない状況で電話のみとなっております。
TEL:0158-24-8000

アクセス(地図)

列車で体験する流氷ツアー(JR北海道流氷物語号)

出典:PHOTOAC

ゆっくりと鈍行列車に揺られながら流氷を楽しむのは如何でしょうか?
地平線の彼方まで一面真っ白の流氷の景色を見たら嫌なことも小さなことに思えてくるかもしれません。
また、鈍行列車でゆっくりと行くので切羽詰まった都会での生活の日々を忘れることができるかもしれません。

JR北海道流氷物語号の紹介

運転区間と時刻表

網走から知床斜里間を1日2往復運転しております。
所要時間は約1時間となっております。

網走駅北浜駅浜小清水駅知床斜里駅
1号9:45発10:00着・10:10発10:22発10:41着
3号12:45発12:58着・13:08発13:17発13:35着
網走発の列車時刻表
知床斜里駅浜清水駅北浜駅網走駅
1号11:30発11:47着・12:07発12:16発12:30着
3号13:48発14:04着・14:24発14:34発14:46着
知床斜里駅発の時刻表
運転日と運賃

運転日:2022年1月29日(土)~2月27日(日)の毎日

運 賃:乗車券970円+指定席530円(網走~知床斜里駅)
    ※自由席を選択されるときは乗車券のみのお値段で乗車できます。

指定席は、全国のJRの主な駅(みどりの窓口)またはインターネット予約サービスの「えきねっと」でもご購入いただけます。

見どころ(お楽しみ区間)

流氷物語1号は一部区間を速度を落として運転しております。
流氷という非日常的な絶景をゆっくりと楽しむことができるので1号に乗車されることをお勧めします。

<減速区間>
①桂台~鱒浦間(網走港付近)
②北浜~浜小清水間(濤沸川橋梁付近)
③浜小清水~止別間(止別川橋梁付近)

<停車時間の延長>
・流氷物語1・3号は北浜駅で10分停車
・流氷物語2・4号は浜小清水駅で20分停車します。

両駅ともにオホーツク海の絶景の前に位置する駅なのでちょっと降りて景色を楽しむのもありですよ。

詳細はJR北海道ホームページをご参照ください。

流氷物語号|JR北海道- Hokkaido Railway Company
オホーツクの流氷が目前に広がります!観光列車「流氷物語号」のご案内

また、JR北海道では釧路~標茶間でSL冬の湿原号を運航しております。
流氷物語号と共にSL冬の湿原号のご乗車は如何でしょうか?

流氷の上を歩けるアクティビティ(流氷ウォークⓇ)

素人が流氷の上を歩くのは危険極まりないのですが、
ガイドが先導して流氷の上を歩けるアクティビティがございます。
特殊なスーツを着て歩くのは楽しそうです。

URLを貼っておきますのでご興味のある方はぜひアクセスしてみてください。

流氷ウォーク | シンラ(知床自然ガイドツアー 株式会社)
知床ウトロの2月&3月ならではのアクテビティ「流氷ウォーク」

まとめ

如何でしょうか。
日本で流氷が見れるのはオホーツク地方と限られており見る価値はあると思います。
流氷を見ると自然の雄大さ厳しさが分かり感動するのではないかと思います。

流氷が見れる季節は厳しい寒さと雪の季節ですが日常とは違う体験をすることができると思います。

是非、東北海道に遊びに来てください。
阿寒湖でのワカサギ釣りの記事もご参照ください。

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